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リンパマッサージで自分磨き 1

リンパマッサージの意味

さて第1回は、リンパ・マッサージのリンパって何?というところから始めましょう。
リンパ(lymphe)という言葉は、もともと英語の「泉」「清水の流れ」という意味。
これがギリシャ語までさかのぼると「泉の女神」という意味をもつそうです。
とてもいい感じですね、リンパマッサージで「女神」のように美しくなりましょうね。

さてこのリンパの内容を説明しましょう
リンパはまず、組織液としてのリンパ液、リンパ液が流れるリンパ管
そして、リンパ管の集合場所にあるリンパ節から成り立っています


〇リンパ液
リンパ液とは細胞間液のことで、毛細血管からしみ出した血漿(けっしょう)がリンパ管に入り込んだものです。
主な成分は、リンパ球や白血球で、古い細胞や血液のかけらなどの老廃物や脂肪を運び、やがて血液と合流し尿として体外へ排出されていきます。

**リンパ液が運ぶものは次のものです。
細胞分裂を終え死んだ細胞、 生命活動である「代謝」の際に出てくる老廃物
タンパク質 体内で利用されなかった余分な糖分や脂肪
体にとって有害な化学物質   細菌・ウィルス  運動などで生まれる疲労物質(乳酸)


〇リンパ管
リンパ液の通る管です。リンパ管の70%は皮膚組織を通っており、静脈と平行して体のいたるところに張り巡らされています。
この管が全身から、リンパ液を集めて、リンパ節を通り、静脈まで運びます。
このリンパ管の中のリンパ液は通常は、筋肉が動く時に下から押し出されていくように動きます。
もし運動不足になると、リンパ液の循環が悪くなりますので、マッサージなどを行って、リンパ液の循環を良くしてあげる必要があります。

〇リンパ節
リンパ液の中継基地。全身で600から800箇所あるといわれています。
微生物や老廃物のろ過をするほか、抗体を産出する場所でもあり、免疫機能で重要な役割を担っています。
特に大切なリンパ節、鎖骨下リンパ節や鼠蹊部リンパ節などです。
リンパマッサージを行うときは、このリンパ節に向かって、リンパ液を流し込むようにマッサージをしていくことが大切なポイントです。



リンパの流れを良くしてスリムに

リンパマッサージを行うに当たって、まず大切なことは、リンパの働きと仕組みを理解することです。
そうすれば、うまくリンパの流れを良くして、むくみを取ってスリムになったり疲労を回復して健康になることもできるからです

〇リンパの働き
リンパの役目は主に次の2つです。

1、体を最近から守る免疫機能
リンパには、細菌などを退治し、体を病気から守る働きがあります。
リンパ節がフィルターの役割を果たし、老廃物や細菌を濾し取って、全身に細菌が回って、風邪をひいたり、病気にならないようにしています。

2、老廃物を運搬し体をきれいにする排泄機能
老廃物は、通常は静脈に取り込まれて心臓まで戻ってきます。
しかし静脈に入りきらないあふれた分の老廃物はリンパ管に流れ込み、リンパ液となります。
リンパは、静脈では回収しきれない老廃物を回収するシステムと言うことができます。

体をスリミングにしたり、むくみやたるみを取るために必要なことが、このリンパによる排泄機能ですね。

このことをもう少しくわしく見ていきましょう
私達の体内にある水分は、心臓を起点として出て行き、全身を巡って心臓に帰ってきます。
「行き」は、動脈を流れる血液として心臓から勢いよく押し出され、全身の細胞に栄養や酸素を運びます。

一方、「帰り・戻り」では、各細胞から余分なもの(老廃物)を回収し、心臓に戻っていきます。
老廃物を回収する働きをするのはおもに静脈ですが、そこに入りきらなかった老廃物は、「リンパ管」を通って心臓に向かいます。

リンパ管は、動脈(心臓のポンプ)と違ってポンプの役割をするものがないので、中の液体もとてもゆっくり流れています。(1秒で0.5cm以下・分速24センチメートル!)
しかも、毛細血管のように非常に細い管であるため、周りの筋肉が動くことでやっと中のリンパ液が押し出される程度です。

運動不足で筋肉への刺激が少なかったり、乱れた食生活やストレスで老廃物がたまると、すぐに渋滞してしまい容量オーバーになり、むくみ、肥満、セルライトなどの原因になります

また、リンパ管は押し出す力が弱いので重力の影響を受けやすく、足や指先など心臓から遠くて、下に位置する部分にリンパ液がたまりやすくなります。
お分かりですか、スリミングな体を作るためには、このリンパ液の流れをよくし、手足のむくみやたるみを解消することが必要なのですね

美と健康の源「リンパ節」の働き

さてさて、少し難しい話になっていますが、美しくなるためには、考えることも大切
脳の働きを刺激して、女性を美しくする女性ホルモンをたくさん出しましょうね

今回は、美と健康の源「リンパ節」と題して話をしましょう。

リンパマッサージは、体内にたまった老廃物をリンパ液に溶かしてリンパ節に流し込み、体外に排出することで、むくみを取ることが出来ると、言いましたね
リンパ節には、実は、美と健康にとって欠かせない働きがあります。

1. リンパ液を濾過する

リンパ管の中を流れてくるリンパ液に細菌などの微生物や異物が混ざっていると、リンパ節で濾過して捕らえます。
勿論、体にとって不要な老廃物などもここで浄化され、きれいなリンパ液に変わってまた体の中に戻ります。
そうすることでいつでもサラサラの滞りのない組織液になりますから、体の代謝もよくなりますよね。
つまりむくみのない健康な体に戻れるという事です。

2. 抗体を生産する

リンパ節で捕らえた細菌が出す毒素を中和するための抗体を作ります。
抗体は毒を中和するだけでなく、免疫にも関わる物質です。
私達はいくら外見がきれいでも、病気になってしまえば、どうにもなりません
リンパ節は、私達がいつでも健康ではつらつとした美人でいられるためのボデイガードです。
またリンパ球を育てる役目もこのリンパ節の働き。

*** リンパ・マッサージ行ううえで重要な身体のリンパ節の説明**

【 鎖骨リンパ節 】

体内を流れたリンパが最後に心臓に流れ込む場所。別名=「身体のゴミ捨て場」。このリンパ節が滞ると首や肩のこりが起こります。


【 腋窩リンパ節 】
ノドや肺に近いので外部からウィルスなどが体内に入った時に、真っ先に免疫機能が働き、腫れやすい場所。ここの働きが低下すると、肩の痛みや50肩が起こりやすく、腕のむくみも生じます。

【 顎下リンパ節 】
顔から首へ流れるリンパがここを通るので、流れが悪くなると二重アゴや顔のたるみやむくみが起こりやすくなります。

【 腹部リンパ節 】
ここが滞ると腰まわりがぽってり太くなるうえ、子宮や腸の働きが鈍り便秘や生理不順、子宮・卵巣の病気などを引き起こします。


【 鼠径リンパ節 】
下半身のリンパ液が流れ込む一大ステーションなので、ここが滞ると下半身が太くなり、浮腫んだり冷えたり、ヒップもたるみます。

【 膝窩リンパ節 】
ここが滞ると足首がブヨブヨとしメリハリがなくなります。リンパ液の詰まりがひどいと血管やリンパが腫れて静脈瘤になる可能性もあり。
それでは皆さん、リンパ節の場所が理解できたら、次はマッサージの実践編に入りますよ
脂肪とこり、苦労もまとめて、リンパ節に流し込み、美しい自分を夢見ましょう



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