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リンパマッサージで自分磨き 2
この絵を見て、お〜〜自分も痩せるかもしれないと思ったあなた。
あなたは絶対やせることが出来ます。人はあきらめたらおしまいです。
という事で、具体的に痩せるためには、どんなマッサージをしたらよいかせめて太ももだけでも細くなるためにはどうするか! お答えしましょう
前回は、体の各所にあるリンパ節が、体内の老廃物や脂肪を細胞から運びだし濾過してくれる、という話をしましたね。
大切なことは、そのリンパ節にむかってマッサージをしていくことなのです。
体の全体を覆うように分布しているリンパ管は、皮膚の表面の浅いところを走っています。
人が筋肉を動かしたり呼吸するときの筋肉の動きによって、少しずつリンパ液は運ばれていきます。
そのために、あまり力をいれずにゆっくりと皮膚をマッサージしていきましょう
良く顔をころころと転がす美顔ローラーがありますが、それらも同じことをしているのです。
やや強めにさするような感じで、図に合わせてマッサージしていきます。
1、デコルテや肩、首回りは、鎖骨下リンパ節に向かって
2、胸や腕、乳房周りは、腕の付け根にある腋下リンパ節に向かって
3、お腹から下腹部、臀部、股関節から太ももは、鼠蹊部リンパ節に向かって
4、足首からふくらはぎは、ひざの裏にある膝下リンパ節に向かってマッサージをしましょう
この時大切なことは、体の中にある老廃物や脂肪等が、マッサージを行っている部分の組織からしぼりだされて、リンパ節の中に流れ込み、排出されていく様子を想像しながら行います。
体の中の疲労物質が、川の流れのように、体の外に流れ出していくイメージでもOKです。
勿論気になるところは重点的に行っても構いませんが、時間は疲れない程度に気持ち良く・・・
特にお風呂に入っている時や、入浴後。お家でリラックスしている時が最適ですが、仕事で疲れた時もちょっと休憩時間におこなったりしましょうね
終わった後は、お水やハーブティを飲むことも忘れずに
やりすぎはかえって体がだるくなりますから、マッサージはほどほどに・・・
部分ごとの詳しい説明は、後ほどのシーリーズで行います。
さて、リンパ節の場所とリンパ・マッサージの方向についてお話ししました.
さて今回はこの梅雨と湿度の高い毎日のおかげで体にたっぷりと水分をため込んだ体の救急対策。
リンパマッサージの最重要ポイントやスリミング効果を高める方法についてもお話ししましょう。
〇リンパ・マッサージで一番大切なリンパ節は鎖骨リンパ節です。
特に、左側の鎖骨リンパ節は、全身を流れるリンパ液のほとんどがここで「鎖骨下静脈」と合流して心臓に戻るので、体内のリンパ節のうちでもっとも重要なポイントです。
体中の老廃物がここに集められるということは、とても詰まりやすいということです。
いくら他のリンパ節を意識してリンパ・マッサージを行っても、この鎖骨リンパをキレイにしておかないと、リンパ液はスムーズに流れません。
なにをおいても、最初に流れをスムーズにしておかなければならない場所が、「鎖骨リンパ節」です。
お判りでしょうか、脚を細くしようと思って、脚だけを一生懸命マッサージしてもだめなのです。
きちんと全身のリンパの流れを良くしないといけないのです。
左鎖骨のリンパ節は、全身のほとんどのリンパ節の終着駅となっていて、もっとも大量のリンパ液が流れ込むところでもあります
【鎖骨リンパ節へのマッサージ】
鎖骨リンパ節を、やさしく、3秒くらいかけて押してください。
そのあと、同じく3秒くらいかけて離してください。これを、数回繰り返します。
左鎖骨リンパ節のカバーする範囲はとても広く、図のピンクの部分は左鎖骨の下リンパ節に合流します。
お腹から下半身もすべてカバーしているので、足のむくみやウエストへのリンパ・マッサージでも、左鎖骨のリンパ節をほぐしておくことは、とても大切です。
〇大切なリンパ その2「ソケイ部リンパ節」
足の付け根にある「ソケイ部リンパ節」 ここは、下半身のリンパの最大の通過点です。
下半身へのリンパ・マッサージでは、「まずここ!」というべきところです。
ソケイ部には4本の指を差し込むように当てて、そのまま引き上げるイメージでリンパを流したり、お腹の奥に軽く差し込むようにマッサージします。
夜、寝る前には、ぜひ、ソケイ部リンパ節を優しくマッサージしてみてください。
一日の脚の疲れもきっと楽になると思いますよ。
いままでリンパ・マッサージを過程で行うための基礎知識の話をしてきまし。今回から、具体的にどのようにマッサージを行っていけば良いか話しましょう。
〇リンパ・マッサージの基本
やはりマッサージは、何を目的にするかという事をきちんとわかっていなければなりません
リンパ・マッサージでは、皮膚の表面と筋肉の浅い層に分布するリンパ管、そしてその中をながれているリンパ液の循環を良くすることが目的です。
リンパ液の循環がよくなると体内にたまっている組織液や老廃物が運び出されますからそれだけスリムで健康的な体になれるのです。
リンパ液の循環を良くするためには、柔らかい力で、体がリラックスできる程度の力で十分です
〇マッサージの方向と目的地
リンパマッサージでは、手足の末梢から、近くのリンパ節に向かってマッサージをしていきます。
リンパ節に、汚れた水を流し込むようなイメージでマッサージしましょう。
大方は、末梢部から心臓に近い側のリンパ節に向かって行いますが、あまり神経質に考えずに!!
脚だったら、膝裏や鼠蹊部リンパ節、腕や胸だったら、腋下リンパ節と鎖骨下リンパ節。
顔や首だったら顎下リンパ節から鎖骨下リンパ節というように、図を見て覚えましょう。
〇マッサージの時間
お風呂に入っているときは、ベストな時間ですよね、
ゆっくりとお風呂に入りながら、体をいたわるように全身マッサージしましょう。
また朝起きた時も、ずーと寝ていたために、リンパや血液の循環は悪くなっている場合もあり、体を気持ち良くストレッチをする気分で、手のひらから、肘、腕の付け根のマッサージと足から膝、太ももから鼠蹊部のリズミカルなマッサージをお勧め
朝のマッサージは、15分から20分くらいの短めの時間、会社に遅刻しない程度に!!
そして以外に大切なのが、お昼や夕方前休憩時間。
同じ姿勢で仕事をしていたために、局所的に疲労がたまっています。
事務仕事が多い方は、顔から首、肩のマッサージをしてみましょう。
そして、脚のむくみも来ることでしょうから、足首を伸ばしたり、そらしたりのストレッチ。
立ち仕事が多い人は、まずふくらはぎから膝裏のマッサージ、そして、太ももをトントン叩いたり、鼠蹊部をぐーと圧迫してもよいですね。
〇自宅で行う時はオイルやジェルを使いましょう
マッサージをきちんと行うときには、マッサージ・オイルやジェルを準備しましょう。
私達が使用しているのは、ホホバオイルと呼ばれている植物油、乾燥肌の方には、とてもお勧めのオイルです。
オイルを使用するとマッサージの時に皮膚との摩擦が起こらずに気持ちよくマッサージできます。
良いオイルを使用するとそれだけで、皮膚を整え、肌をきれいにする働きがありますし皮膚にも良い栄養分を与えることが出来ます
勿論オイルがなくても、ハンドクリームやボデイクリームやジェルでも十分です
〇肩こりや足の痛みにも試してみましょう。
忙しいとつい自分の体のケアを忘れてしまいがちになります。
リンパマッサージは、美容効果でけでなく、リンパ液が循環を促進されることで、肩こりや腰痛、足のだるさにも効果があります。